VIVITAの壺とは!?
VIVITA管理部のくぼちゃんとコミュニケーターのさかいが、社内のヒト・モノ・コトについてインタビューしまくるコーナーです。VIVITAの魅力をみなさまにお伝えすべく、どこまでも食い下がり核心に迫ります。
- 一人目の管理部として
- とにかく絵を描くことが好き
- 苦手だった学校生活、一冊の本との出会い
- 予期せぬ方向転換
- 「その人となり」がわかるものを作りたい
- 大人が変わるためのVIVISTOP
- 自分たちの手で何でも作るチーム
- ルールは変えられる
- 電動ドライバとのこぎりと金具があれば
- 自由について
- 編集後記
さかい:
VIVITAの壺7回目にして、くぼちゃんの番が回ってまいりましたー!
やなせ:
やったー!
さかい:
というわけで、今回は管理部のやなせさんにもお付き合いいただきます。
くぼちゃん、ご自分がインタビューされるご気分はいかがですか?
くぼた:
すごく嫌です。(笑)
さかい:
なんでなんで(笑)
くぼた:
自分のことを喋るの全然得意じゃないし、好きじゃないので・・・。
さかい:
でもほら、くぼちゃんは人の話を聞くの好きじゃないですか?
くぼた:
人の話を聞くのはすごく好きですね。
さかい:
みんなもくぼちゃんの話聞きたいんですよ。
やなせ:
聞きたーい!
一人目の管理部として
さかい:
というわけで、今日は根掘り葉掘り聞きたいのですが、まずはVIVITAでの役割を教えてください。
くぼた:
主に管理部と採用の仕事をしています。最近だと引っ越しで忙しかったですね。引越し先とのやりとりだとか、引越し後のオフィスやモノをどうするとか。
直近では、年に2回、給与改定のための「振り返り」があるんですけど、その準備や調整をしています。採用に関しては、エージェントとのやりとり、面談や書類選考の調整、入社の手続きなど全般的に受け持っています。
さかい:
管理部はここ一年で人が増えましたけど、それまではくぼちゃんが一人でやっていたんですか?
くぼた:
そうなんですよ。私はVIVITAの、一人目の管理部なんです。
もともとバックオフィス機能は親会社のMistletoe Japan合同会社にあったので、VIVITAにはなかったんです。私がバックオフィスとして入社して、Mistletoeに手伝ってもらいつつ、佐藤 桂先生(VIVITAの公認会計士)や先輩と協力しながらやってました。
そのうち、人がどんどん増えて手が回らなくなってきたので成瀬さんを採用して、原田さんと梁瀬さんを採用して、という感じで管理部のメンバーが増えましたね。
やなせ:
最初の頃って、すごく大変だったんじゃないですか?
くぼた:
本当に大変でしたね。先輩に採用関係などを教えてもらいつつ、ひたすら桂先生に相談しながら管理部の仕事をしてました。でも、途中でその先輩が離職してしまい、同じ立場で相談できる相手がいなくなって一人で抱えているところに、みんなの相談事が全部やってきて。(笑)
やなせ:
よく病まなかったですね・・・。
くぼた:
一時期、やばかったですね。毎晩遅くまで会社にいて、家に帰って仕事して、朝9時に出社する、みたいなことを3ヶ月くらいやってたかな。あの時期は本当につらくて、あんまり記憶がないです。
そのタイミングで、諸事情が重なって採用の仕事も全部やらなきゃいけなくなって。もう辞めようと思って、一度 桂先生に相談したんです。そしたら経営会議に呼ばれて、泰蔵さんが「ちょっと待って!」って。(笑)
一同:(笑)
くぼた:
それで、藤村さん(Mistletoe / VIVITA プロジェクトマネージャー)と大野さん(VIVITA プランナー)が助っ人で入ってくれて、採用を手伝ったりしてくれました。半年くらい派遣の人にも手伝ってもらいつつ、成瀬さんをどうにか採用して。やっと安定しましたね。
さかい:
成瀬さん、ありがたや・・・。それは大変でしたね。
くぼた:
成瀬さん、本当に救世主でした。
採用に関しては右も左もわからないし、かなり大変でしたね。当時は採用担当の人を採りたくて、結構面接したんですよ。でも結局採用できなくて、今に至ります。
とにかく絵を描くことが好き
さかい:
なぜVIVITAに入ったのか、経緯を教えてください。
くぼた:
もともと泰蔵さんの別の会社にいたんです。知り合いが働いていて、誘われて入社したんですが、その会社が半年でなくなって。そのタイミングでMistletoeに入らないかって声をかけていただいたんですが、投資関係はよく分からないのでお断りしたんです。
そしたら、Mistletoeグループ内に Piccolo(VIVITAの旧社名)という会社があって、子ども向けの事業をやっているというのを教えてもらいまして。子どもに興味があったので、入社しました。
さかい:
ちなみにその前職って、どんな会社だったんですか?
くぼた:
リアルタイムのアニメーションを作る会社でした。
さかい:
そうなんですね。その会社に入る前は何をしていたんでしょうか。
くぼた:
短大卒業後、25歳まで病院で受付の仕事をしていました。病院を辞めた後は、モーリーファンタジーという子ども向けの施設で半年くらいアルバイトしながら、個人で絵を描いてましたね。適当に生きてました。(笑)
さかい:
くぼちゃん、絵を描いてますよね。いつから描いてるんですか?
くぼた:
いつからでしょうね。小さい頃からかな。
さかい:
自分がどんな子どもだったか覚えていますか?
くぼた:
あんまり覚えてないんですよね。絵を描いてた記憶しかない。4人姉妹だったんですけど、きょうだいで仲良く遊んでいた記憶しかないです。(笑)
さかい:
絵はどんなものを使って描いているのか教えてください。
くぼた:
ただ好きで、落書きみたいな感じで描いていただけなので、絵の具だったりペンだったり。社会人になってから水彩画を習ったので、水彩で描いてましたね。最近はiPadでしか描かないけど。
やなせ:
この前見せてくださった、成瀬さんの絵もいいじゃないですか。
さかい:
成瀬さん、似てる。かわいい。(笑)
やなせ:
LINEスタンプも作ってますよね。
くぼた:
作ってます!検索したら出てくると思います。
さかい:
この記事に載せといたら売れるかもよ。
くぼた:
いやだー。(笑)
さかい:
でも、絵を描く一番の才能って、描き続けられる衝動があるかどうかだと思うんですよね。私も専攻が油彩だったので、30歳くらいまではグループ展に出すモチベーションでがんばって描いてましたが、もう真っ白なキャンバスに向かうエネルギーがないです。
なので、今でも描き続けているということが本当に素晴らしいと思います。
苦手だった学校生活、一冊の本との出会い
さかい:
くぼちゃんは、今の自分に影響を与えた原体験や出会いってありますか?
くぼた:
面白いエピソードは本当に何もないんです。(笑)
ただ、VIVITAに入った理由につながるんですけど、学校が嫌いで、本当に行きたくなくて。
さかい:
小学校からずっと?
くぼた:
小学生の頃からちょっと嫌でしたけど、一番嫌だなと思ったのは中学に入ってからです。本当に毎日行きたいくないと思っていて、毎日、学校が爆発してないかなって思ってて。(笑)
一同:(笑)
くぼた:
グループ行動がとにかく苦手で、女子特有のみんなで一緒にトイレ行くとか、輪に入らなきゃいけないとか、本当に嫌で。勉強も楽しくないし、早く働きたいと思っていましたね。社会人になって、やっぱり働くのが一番楽しいって思いました。
学校の決まりきったカリキュラムがとても嫌だと思っていたので、VIVITAの理念を聞いたときに、すごくいいなぁと思った覚えがあります。
さかい:
私も学校が嫌いだったからよく分かります。女子の集団行動が本当に合わなくて、高校も全然楽しくなかったです。やなせさん、中高は楽しかったですか?
やなせ:
私は楽しんでた人です。ゲーム攻略的に、中高のガッチガチをいかに楽しむか、という感じでやってましたね。卒業すると自由に放たれる、みたいなことが楽しくて。ボタンはきっちり一番上まで閉めてリボンもきっちり結ぶとか、ずっと徹底してました。
さかい:
むしろわざとやってたんだ。(笑)
やなせ:
そうです。そうすると、先生も何も言ってこないんで。
くぼた:
学校って校則が厳しいじゃないですか。ああいうのが本当に嫌でしたね。この狭い世界から出たいと思ってました。
さかい:
学校は絶対行かなきゃいけないのか?っていう疑問はあるよね。なぜそれ以外はないのか?という。
くぼた:
病院を辞めてアルバイトしてたときに、ずっと図書館に通ってたんですよ。その時にたまたま見つけた本で、「偶然の装丁家」という本があって。
著者の矢萩多聞さんは小学生の頃に不登校になって、両親とインドに住んで絵を描きながら暮らして、そのまま装丁家になった、という人なんですけど。それを読んで、こんな生き方ってすごくいいなと思ったんです。それは今、VIVITAで働いている気持ちにもつながってますね。
予期せぬ方向転換
さかい:
病院を辞めようと思ったのはなぜ?
くぼた:
病院は決まり切ったルールがあるんですよね。(笑)
医療行為でできることも決まってるし、保険の適用範囲だとガチガチなので、患者さんのために何かしたいと思っても、もうどうしようもない、超えられない壁がいっぱいあって。この世界は無理だと思って辞めました。
さかい:
ちなみに、どうして病院で働こうと思ったんですか?
くぼた:
もともとは、全然違う仕事に就く予定だったんですよ。デザイン系の会社に入社する予定でしたが、ちょうど新卒の内定取り消しがニュースになっていた時期で、私も取り消しになっちゃったんです。取引先の会社が1個なくなってしまったということで。
さかい:
ええー!何年頃ですか?
くぼた:
2009年くらいです。
さかい:
リーマンショックの頃ですね。あの時は、どこの会社も大変だったからなぁ。本当はデザインの道に進むはずだったんですね。
くぼた:
そうです。それで、卒業まで時間もないので、病院の採用試験を受けたら受かって。そこは結構自由な雰囲気の病院だったので、いいかな?と思って入ったんですけど、現実は自由じゃなかった。(笑)
でも、子ともがすごく好きになったのはその時です。病院ってやっぱり、明るい雰囲気ではないですよね。病気の方がいらっしゃるので当たり前ですけど。その病院に託児所があったので、子どもと触れ合う機会が多かったんです。子どもって真っ直ぐでピュアで、その存在に癒されていました。
子どもって本当に大事だなぁ、と思って。次は子どもに関わる仕事にしよう、と思ったのは、それがきっかけですね。
さかい:
なるほど、そういう動機があったんですね。
「その人となり」がわかるものを作りたい
さかい:
くぼちゃんがこれからVIVITAでやりたいことや、実現したいことを教えてください。
くぼた:
VIVITAで「その人となり」がわかるものを作りたいです。それは「その人がどういう人でどんな価値観で仕事していて、どういう得意分野があって」ということがわかるようなものを作るプロジェクトなんですけど、それを使って、みんなでチームで何かをつくる、ということを今一番やってみたいですね。VIVISTOPでも使えるようなものにしたいです。
さかい:
それは、VIVITAに何か解決したい課題があるからですか?
くぼた:
うちの会社はティール組織なので、逆にチーム力みたいなものがあんまりないのかな?と思っていて。私みたいに事務仕事をしていて、他人からわかりにくい仕事をしている人のことを知れたり、自分なんて何もないって思ってるような人が好きなことを見つけて、みんなでプロジェクトをやるってことをやりたいな、と思って。
さかい:
ティール組織の弊害というか、いき過ぎたニヒリズムみたいなことは泰蔵さんも懸念しているけど、バランスが取れるものがあればいいですよね。
くぼた:
みんなで何かを一丸になって作る、みたいなことをやりたいです。
さかい:
VIVITAが成長していくにあたって解決していきたい課題っていうと、それが一番ですか?
くぼた:
私はお金です。(笑)
やなせ:
お金は大事です。
くぼた:
別に必要以上に稼がなくていいんですけど、どうやったら自立した組織になるかってことしか頭にないかもしれないです。自分たちで事業を持続できるようになりたいです。
さかい:
そうですね、私もそう思います。
大人が変わるためのVIVISTOP
さかい:
くぼちゃんがVIVISTOPを立ち上げる話がありますが、どんなVIVISTOPを作っていきたいですか?
くぼた:
チームで協力してモノづくりするVIVISTOPがいいです。(笑)
少人数でいいので密な関係でチームになって、どう回していくかを考えて、それぞれ役割分担して。その人たちだけで運営できるVIVISTOPにしたいです。
さかい:
それは大人も子どもも関係なく、ですか?
くぼた:
そうです。私はどちらかと言うと、子どもより大人の方を変えたいと思っています。私自身、さっき話したような自由な生き方をしたいと思ってるんですよね。
「偶然の装丁家」にあるように、不登校になってインドに行っても生きていけるよ、くらいのことを子どもに言いたいなと思いつつ、実際のところ自分はできていない。そういう大人って、たくさんいるんじゃないかと思って。
やなせ:
本当に自由な生き方をしている大人には、なかなか出会えないですよね。
くぼた:
自分の子どもができたとして、不登校になって学校に行きたくないと言われたらきっと戸惑うし、もしかしたら塾にも行かせちゃうかもしれないし、何だかんだ、本当にそういう生き方をするのは難しいなと。
でも、本当はそういう生き方をしたいし、できるよって言いたい。大人が根本的に変わらないと、自分の子どもをそういうふうに育てるってことができないんじゃないかと思うので、大人を変えるVIVISTOPを作りたいです。
さかい:
大人が変わるためのVIVISTOP、とてもいいですね。大人の意識が変わらない限り、社会は変わらないですし。
やなせ:
大人がが変われば、学校も変わりますよね、きっと。
くぼた:
変わると思います!
さかい:
こないだ2人で一緒に妄想してた丸太小屋とか、いいよね。
やなせ:
妄想!?
さかい:
くぼちゃん的には移動式っていうアイディアもあたためているんだけど、安い土地を見つけて、ゼロからみんなで丸太小屋をつくって、自給自足するVIVISTOPの妄想をしていたんです。キャンプできる広場もあって、朝からパンを焼いてジャムを作って売りに行くっていう。(笑)
やなせ:
楽しそう〜!!
くぼた:
そこで何でも作るっていう体験を大人が積んで、コミュニティが出来て、そこで生きていけたら、これで大丈夫だよ、これで生きていけるよって、子どもに言えるかなと思って。
私自身、まだまだそんなことを言える大人になっていないので、自分も変わりたいし、みんなを変えたいし、大人が変わろうよ、と思ってます。
自分たちの手で何でも作るチーム
さかい:
VIVITAで働くことをどう感じているか聞かせてください。VIVITAでしか得られなかったことや、VIVITAだから出来たことって何かありますか?
くぼた:
VIVITAならでは、という点で言うと、いろんなものを内製しているところが本当にすごいと思います。入社した時に、あれもこれも自分たちで作るんだって驚きました。もし自分で何か作りたいものがあったら、社内の誰かに相談すると作ることができて。それは、いろんな人がいるVIVITAだからこそ、できるんだろうなと思います。
VIVISTOPのチェックイン/アウト用のツールも、もともと業者に頼んでいたのですが、あんまりカッコよくないのに高額だったから、secca(http://secca.co.jp/)と今井さん(VIVITAエンジニア)とで作り直したんです。それって本当にVIVITAらしいなと思いましたね。
デザイナーやプランナーも数名いて、いろんな専門性を持っている人がいて、社内でソフトウェアもハードウェアも作れて、すごいなと思います。
やなせ:
最強チームですよね。
さかい:
くぼちゃん自身がVIVITAに入って、自分自身が変わったと思うことはありますか?
くぼた:
いろんな物を自分で作るようになりましたね。VIVISTOPに行くまでは、あんまりDIYとかしなかったんですけど、家でもやるようになって。
それと、第2回のROBOCONに参加したときに、すごく感動したことがありました。もともとROBOCONは難しそうだから敬遠していたんですけど、カッシーが誘うから「しょうがない。やるか」って出ることにしたんですね。それで、ロボットを作るために半田付けをしていた時、ちょうど使っていたワイヤレスイヤホンのケーブルが一本外れて壊れてしまったんです。
でも、ふと「もしかして、今この目の前にある半田付けの機械で配線したら直るんじゃない?」と思って、壊れたイヤホンを半田付けしてみたら、本当に直って。あれは、すごく感動しましたね。
さかい:
「これ、自分でできるんだ!」って、喜びと発見がありますよね。
くぼた:
そうそう!その時に初めて、こういうメーカーの製品って自分ではどうにもできないものだと思ってたけど、実は自分でどうにかできるもので、人の手で作られたものなんだ!って感動しました。こんな私でもできた、みたいな。
さかい:
ちょっとした修理ができたら、捨てなくて済むものってありますしね。
ルールは変えられる
くぼた:
それともうひとつ。今まで働いてきた会社は決められたルールがあって、嫌だなと思いつつも、それを変えるっていうところまでやったことなかったんですね。でもVIVITAに入って、変えられるんだということを実感しました。
今でこそリモートワークが当たり前に出来てますけど、昔はそうじゃなくて、コアタイムもあったんですよ。13時から17時だったかな。で、就業規則の改定で「リモートワーク可」に変えるときに、就業時間に関しても見直しをかけて。社内でどういう就業規則がいいかということを揉んで、改訂案を出したんですが、元々の案は簡単に言うと「週に2日必ず休みをとるシフト制」だったんです。
でも、そのときに嶋田さん(VIVITAエンジニア)が「もっとわかりやすくてシンプルなものにしようよ」と言い出して。それでいろいろ議論して、最終的に現在の「月の中で決められた就業時間を働き、月に5日は必ず休みを取得する」(厳密には少し違いますが、分かりやすく表現しています。by くぼた)というスタイルになったんですね。
当時の私にとって、この出来事は衝撃的で、就業規則を社員の声で変えられるんだってすごく驚きました。
VIVITAでは、効率が悪かったら「それ変えよう」ってなるし、惰性で続けていて意味が無いものは「やめよう」ってなるけど、世の中には、その「当たり前」があまり無いということにも気付きましたね。
友達と話していると、仕事の愚痴になることって往々にしてあると思うんですけど、「毎日〇〇(ルーティンワーク)をやらなきゃいけないからすごい大変」って聞くと、昔は「そうか、大変だね」と思ってたのですが、VIVITAに入ってからは、「それ、上の人に言って変えてしまえば良いんじゃないかな?変えちゃいけないんだっけ?」みたいなことも思うようになりましたね。
さかい:
みんな意外と、会社のルールって変えられないと思ってますよね。ただ思考停止してるだけで、本当はそんなことないんだけど。
くぼた:
そうなんですよね。
さかい:
くぼちゃん自身は、楽しく仕事できてますか?
くぼた:
そうですね。最近は管理部の業務以外にも、やりたいことをやらせてもらっているのですごく楽しいです。管理部のメンバーが増えて、仕事が分担できているので・・・。
さかい:
そうですよね。管理部と言っても、みんな自分のやりたいことも同時にやってるし。それに、一緒に悩みを共有できる人がいるだけでも違いますよね。
くぼた:
全然違いますね。本当に今、管理部のメンバーに恵まれてると思います。
さかい:
辛い時期もあったようですが、今はとても楽しいということで良かったです。
くぼた:
今でも、仕事がありすぎて大変だからとかじゃなくて、自分は何やったらいいんだろう?って思うことはよくありますけれど。それは、みんなそうなんじゃないかな。
さかい:
なにか悩みはありますか?
くぼちゃん:
悩みですか?悩みは・・・ないですね。(笑)
悩みって結局、自分自身の問題で、自分で解決できる事でしかないと思っています。悩んだら「よし!さかいさんに相談しよう!」って誰かに相談したりするので、悩みという悩みはないですね。
さかい:
外付けのCPUいっぱい持ってる感じでいいですね。これはあっちで計算しよう、あれはこっちで処理しよう、みたいな。(笑)
電動ドライバとのこぎりと金具があれば
さかい:
お休みの日の過ごし方を教えてください。
くぼた:
休みの日は実家に帰って、家族と過ごすことが多いですね。何をするってわけでもないんですけど。
さかい:
すぐ帰れる距離の実家っていいですね。
くぼた:
大好きですね、実家。
あとは絵を描いたり、DIYしたり掃除したりとか。
やなせ:
DIYは、具体的にどんなものを作っているんですか?
くぼた:
今作業してるこの机も自分で作りました。家の近くにホームセンターがあって、材料を買ってきて、家のいろんなものを作ったりしてます。DIYって言っても、もともとあるものを切った貼ったが多いですけどね。
さかい:
すごいな。電動工具とか持ってるの?
くぼた:
電動ドライバぐらいですよ。
やなせ:
それがあれば作れるんですね。
くぼた:
作れると思います。電動ドライバとのこぎりと金具があれば・・・。ねじで留めたり色塗ったりする程度なので、そんなに本格的なものじゃないですけど。
さかい:
住まいは賃貸ですよね?色を塗ったりとかはどこでしてるの?
くぼた:
部屋の中です。水性塗料なので汚れても落とせるし、新聞紙を敷いて、夜中じゅう塗ったりしてます。
やなせ:
部屋の中が溶剤の匂いになりそう。気持ち悪くならないんですか?
くぼた:
めっちゃなりました。(笑)
さかい:
集合住宅の部屋の中で電動工具を使う勇気が出ないけど、意外と大丈夫なのかな。
くぼた:
そうですね。ドリルって言っても、ネジを回す工具なので。のこぎりを使う時は公園に行ったりしてます。私は自宅が狭すぎるので、いかに部屋を広く使うか、安く作るかって考えると、売ってる物で理想のものがなくて・・・。で、仕方なく作ってるだけですけどね。(笑)
さかい:
絵を描いてDIYして実家で過ごす休日なんですね。他に趣味はありますか?
くぼた:
趣味ですか?全然ないです。寝てるか、散歩とか。どうしよう、全然面白いことが喋れない。(笑)
散歩は好きですね。夕方にしょっちゅう自転車で出掛けています。家の近くに河原があるので、夕日を見たりとか。自然が好きなので、よく散歩しています。
さかい:
なんだか充実してますね。
くぼた:
いやいや。夕方に夕日が見えてると、今絶対に綺麗!今しか見えない!見に行きたい!って衝動的に家から飛び出して河原に行くだけですよ。(笑)
あとは・・・、自宅近くに銭湯があって、週に2回ぐらい行ってます。
自由について
さかい:
くぼちゃんから充実したスローライフみたいなものが伝わってきます。くぼちゃんらしくて素敵です。
ひとりの自由気ままな生活って楽しいよね。すごく楽しいけど、ふっと心に風が吹くときないですか。
くぼた:
あります!
さかい:
自由はその切なさとバーターですよね、自由と孤独は抱き合わせ。
くぼた:
そうですね。安心できる場所があるからこそ自由が楽しいんだと思います。そういうときは、友達にさみしー!って連絡したり、実家に帰ったりしてます。
さかい:
私が姉のところに押し掛けて甥っ子と遊んでるのと一緒ですね。持て余す愛情を全部そこにぶつけるみたいな。
くぼた:
すごく分かりますよ!
さかい:
独身のとき、私にはこの子がいるから!って思ってました。甥っ子にしてみれば、超いい迷惑なんだけど。お金は残しとくから、おばちゃん天に召されたらお葬式あげてくださいねって刷り込み。(笑)
一同:(笑)
さかい:
では最後に、恒例の締めを聞きたいなと。
くぼちゃんにとってのVIVITAを一言で表すと何ですか?
くぼた:
やばい!全然考えてなかった!これ一番考えなきゃいけないやつなのに!(笑)
うーん・・・。そうですね。
VIVITAを一言で表すと「自由!」ですかね。
さかい:
だって、自由を求めてたどり着いた場所だもんね。これからもぜひ、どこまでも自由に活躍してください!
さかい:
やなせさん、この際くぼちゃんに聞いてみたいことはありますか?
やなせ:
くぼたさんって、嫌いな人いるんですか?
くぼた:
本質的に嫌いな人はいないですね。
やなせ:
本当にすごいと思ってます。みんなにも頼りにされるし、その人柄っていうのかな、人を嫌いにならないっていうのをすごく感じるし。でもあえて聞いてみました。
くぼた:
私のことを嫌いな人はいると思いますよ。(笑)
たしかに、自分の長所はなんだ?って考えたときに、人を嫌いにならないところだなって思ったことありますね。
さかい:
くぼちゃんは誰にも嫌われないですよ。(笑)
コミュニケーション能力が高くて、本当にすごいと思います。
そんな訳で、今日は新しい形でやってみましたけど、ゆるい感じで楽しかったですね。
やなせ:
毎回楽しみにしているんですよ、このインタビュー。
くぼた:
本当ですか、うれしいです。私のは楽しみにしないでください。(笑)
やなせ:
なんでですか。楽しみですよ~。
編集後記
毎回楽しみにしているインタビューにお招きいただき、ありがとうございました!それも一番身近な窪田さんの回でとても楽しかったです。窪田さんはVIVITAにとって本当に欠かすことのできない存在です。誰よりもVIVITAのことを考え、行動している人だと私は思っています。いつもみんなをビッグな愛で包んでくれてる人なんですよ♡(やなせ)
ついに、いつも一緒にインタビューしている相棒くぼちゃんの番が回ってきたよ!だけど、改まってサシで話を聞くのは何だか逆に気まずい!(笑)というわけで、やなせさんを召喚してお話を伺いました。誰でもVIVITAに入社すると、最初に接する人がくぼちゃんなのですが(※現在)、とても親切に気持ち良く対応してもらって、緊張がほぐれたのを覚えています。それ以来、何かとくぼちゃんを心の支えにしており、きっとVIVITAのみんなにとってそういう存在なのだと思います。これからもVIVITA(と私)をよろしくお願いします!(さかい)
■VIVITAでくぼちゃんと一緒に働いてみてもいいかな?と思った方はこちらをクリック! recruit.jobcan.jp
(編集・境 理恵 × 窪田 有希 /写真・境 理恵 /デザイン・mix)