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神戸KIITOの夢のまち「ちびっこうべ」にVIVIWAREのゲームセンターが出現!

はじめまして、VIVIWAREでインターンをしているワタナベモモコです。

2022年10月、兵庫県神戸市にあるデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)「CREATIVE WORKSHOP ちびっこうべ」というイベントに参加しました。

「CREATIVE WORKSHOP ちびっこうべ」は、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)が、子どもの創造性を育むことを目的として、2012年から開催している体験プログラムです。(公式サイトより)

VIVIWAREで夢のまちにゲームセンターをつくる

VIVIWARE社は今回、子どもたちが築き上げた夢のまち「ちびっこうべ」に、VIVIWARE Cellを使ってゲームセンターを企画。
8月末から9月にかけて週末などに制作活動日を設け、「キャンパー」と呼ばれるKIITOでのイベントを手伝うボランティアの方々を中心に、VIVIWARE Cellのしくみや使い方を勉強し工作をして、カーレースゲーム、サッカーゲームのニ種類を作りました。

10月の本番では、VIVIWARE社からクレーンキャッチャー、ボールスイーパー、アームズスラッシャーの三種もやってきて、賑やかなゲームセンターとなりました。

制作の様子

1. VIVIWARE Cellをさわってみる(一日目)

参加者の中にはプログラミング初体験の方もいましたが、実際にタブレットやVIVIWARE Cellを触って練習することで慣れていきました。
「今まで “プログラムがどうこう・・・”と言われてもなんのことかサッパリだったけど、今回自分で触ってみてようやくわかった気がする」と話す参加者もいました。

2. ブレインストーミング(一日目、二日目)

どんなゲームにするか作戦会議。いつもなら遊ぶ側のゲームセンターを、もしも自分たちで作るなら、、、と想像がふくらみます。特にりゅうくんはロボットやモーターに興味があり、次から次へとアイデアが湧いてきてホワイトボードに書ききれないくらいでした。

3. 計画に沿って工作(三日目以降)

りゅうくん親子は「サッカーするロボット」をテーマに、ロボットで何回ゴールできるかチャレンジする「シューティングスター」を、前田さんユキエさんチームはコース内をバギーで走りそのタイムを競う「ワイルドバギー」「レゴサファリ」(なんと2コースから選べる!)を作りました。

あるときは一人で黙々と、あるときはみんなで話し合ったり実験を繰り返しながら、完成に近づけていきます。

試作品のテストをしている様子。ロボットがボールを蹴る力がなかなか出せず、何度も作り直しました。

工作やプログラミングでわからないところはエンジニアのカッシーと前田さんにオンラインで繋ぎ、各所でアドバイスをもらいました。

プログラミングも工作も両立して進めるのは案外難しく、予定していた活動日の他にもキャンパーさんたちで集まって制作をしました。ときにはKIITOにやって来た子どもたちにも遊んでもらい、きちんとバギーがコースを走るか、ロボットがボールを蹴る力は十分か、試行錯誤を重ねます。

本番の様子

ワイルドバギーが完成!神戸市内の企業からKIITOに寄付された廃材を使い、でこぼこの道や橋を作りました。VIVIWARE Cellを使って橋が上がったり降りたりする仕掛けもあります。

キャンパーのユキエさんが持ってきてくれた大量のレゴによるレゴサファリも完成。試作品ではバギーが走るとレゴが取れてしまっていましたが、レゴのつなげ方を工夫して強化されました。

サッカーゲームのシューティングスターも本番の後半二日には間に合い、子どもたちに遊んでもらうことができました。ロボットで助走をつけ、コートの端からスタートしてシュート。ゴールにはブンブン回転する腕がついていてタイミングよくシュートしないと得点できない仕掛けです。

VIVIWAREから持ってきたクレーンキャッチャーは、お菓子がもらえるのがうれしくて子どもたちに大人気でした。

また、ちびっこうべは「子どもが働き遊ぶまち」なので、ゲームセンターの運営も子どもたちがおこないます。ハローワークでゲームセンターに就職が決まった子どもが来て、遊びに来る子どもからキート(ちびっこうべの通貨)を受け取ったりゲームの遊び方を説明したりと仕事をします。

そしてなんと!ゲームセンターの4日間の売上が、ちびっこうべ2位となりました!
バインミーやパンのお店、映画館など、さまざまな食やレジャーのお店の中で堂々の入賞を果たし、達成感と喜びに浸ることができました。

さいごに

8月末から始まった2ヶ月間の活動でしたが、時間に追われながらゲームを作っているうちにあっという間に本番がやってきてしまいました。

最後に子どもたちが楽しそうに遊んでいる様子を見ることができ、本当にうれしかったです。ゲームで遊んでくれた子どもたちの中にはどうやってロボットが動いているのか興味を持って質問する子もいて、遊びを通してプログラミングに触れられるのは良いきっかけになったのではないかと思います。

また、忙しい中参加してくださったキャンパーさんのバイタリティーも素晴らしいと感じました。
一緒に活動した参加者の皆さん、ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!

cell.viviware.com