こんにちは。板本@itamotoです。
VIVITAのスタッフであれば多かれ少なかれ足を運んでいるVIVISTOP柏の葉。
段ボールや木材、その他多くの廃材が用意されています。
ありがたいことに、それらの一部は協力いただいている企業や個人から提供してもらったりもしています。
そんな中でVIVISTOP内でふと見つけた金属の塊。これもある企業にサンプルで頂いたとのこと。
少し調べてみるとこれはウッド合金と呼ばれるもののようです。 ビスマス、鉛、錫、カドミウムの合金。 これらの比率を変えることで融点が変わるらしいです。 70℃の融点のものの方がWEB上では多く発見できました。
一般販売もされているようです。 www.zairyo-ya.com 200gで約1万5千円。高価なものですね。。。 でも溶かして再利用もできそうなんで遊んじゃいましょう!
どう使えるか分からないものを率先して使って具体例を示すことで子供たちの興味を引くのもVIVITA社員のあるべき姿。
というわけで、アレを作ってみたい!と思い立ってしまった。レア感のあるアイツを。
まずは本当に溶けるのか?ということで許可をもらって持ち帰って夜な夜な作業です。
ジャムの空き瓶に入れて熱湯をIN!
お湯を入れたまま瓶を振ってみると不純物が浮いてきてどんどんキレイな銀色に。 こういう作業結構好きです。
良い具合に液体になりました。これは期待できます。
場所は変わってVIVISTOPで整形するための型をシリコンで作成。
この型はろうそくを制作する子どもたちに教わって作りました!
粘土で形を作ってシリコンを流し込んで固まったら真っ二つに割って完成です。
溶かした金属を型に流し込む。
1時間ほど固まるのを待って取り出してみました。
思い描いたアレができました。ホカホカです。ずっしりです。
私の経験値も上がりました。
その後こどもの手によって生まれ変わりました。
私の作ったものをみて自分も作りたいと言ってくれる子が現れました。
そのため、私の作ったアレは溶かされました・・・。
その子もろうそくを作った時の型をそのまま使ったみたいなんですが、 蝋よりも比重が大きかった為にこの金属では小さな穴から漏れ出して固まってしまったようです。 実はこれはキノコで、傘の部分だけができました。 今度はきっちり別な型を作って再挑戦すると話していました。
最後に
単に遊んだ報告の記事になってしまいましたが、眠らせていた素材が子どもたちの目とまる形になっただけでも良しと考えます。 個人的には金属を加工する体験は今までなかったので、それがお手軽にできたのも良かった。