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VIVITAの学生インターン座談会#1〜2020年下半期を振り返ってみた

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こんにちは。VIVITAインターンの柳(やなー)です。
先日、VIVITAの学生インターンが集まり、半期を振り返る会を開催しました。6人いるインターン生(2021年1月現在)のうち、今回集まってくれたのは、はるちゃん、おぐ、あっちゃんと僕の4名。その様子をお届けします!

まずは自己紹介

やなー(2020年3月入社):
やなーです。筑波大学の2年生で経営工学という分野を学んでいます。去年の12月ごろに柏の葉 T-SITEでVIVITAを知って、「自分もものづくりやってみたいし、子どもとも関わりたい!」と思ってボランティアを始めました。

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はるちゃん(2020年3月入社):
はるちゃんです。大学2年生で、武蔵野美術大学の「クリエイティブイノベーション学科」というところに通っています。ムサビの伝統的な造形教育を基盤として、社会の問題解決方法を考える学科です。 大学の教授がVIVITAを紹介していて、調べてみたら柏の葉に拠点があったんです。それで「面白そう!」と思ってやなーと同じタイミングで応募しました。

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おぐ(2019年2月入社):
おぐです。東京理科大学の修士2年生で情報を学んでいます。VIVITAは偶然ネットで調べものをしていたら見つけて、去年の2月からインターンとして関わっています。もともと教職の授業を取っていたり、子どもが好きなのもあって応募しました。

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あっちゃん(2020年3月入社):
あっちゃんです。おぐと同じく東京理科大学の修士2年生で建築を学んでいます。VIVISTOP柏の葉の「Rebuildプロジェクト」に教授が関わっていて、自分もお手伝いをしていたのがVIVITAを知ったきっかけです。子ども向けのワークショップの相談をVIVITAの社員さんにしたり、知り合いのぐっちもインターンをしていたりとご縁を感じたので、VIVITAに入ろうと思いました。

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やなー
こうやって改めて自己紹介するのすごく久しぶりですね。それくらいVIVITAに来てから月日が経ったということなのかもしれません。ということで、今回は半期をゆるく振り返っていこうと思います。

コロナウイルスによって状況が一変したなかでの入社

やなー
3月は大きな転換期で、コロナウイルスの影響でVIVISTOP柏の葉がクローズしましたね。

あっちゃん
私たち(やな、あっちゃん、はるちゃん)はインターンとして入社早々でしたね。状況を踏まえて3月4月で活動をオンラインに切り替えたり、変化がすごかった。

やなー
僕たちもリモートワークになったけど、最初は全く慣れなかったですよね。リモートワークをまさか自分がやるとは…という驚きもあり、何をしようか悩んだのですが、ももこさんが声をかけてくださってミーティングをしました。その時に、子どもたち同士の活動が少しでも見えるようにFindを始めました。

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Find:子どもたちの「やってみたい!」を見つけるきっかけを作りたいという思いから始まったメールマガジン。VIVITAメンバーの活動や、アイデア募集企画を掲載

あっちゃん
わたしもそんな感じ。VIVITAの空気感はよく把握できていなかったけど、学校も当時は入れず時間だけはあったので、「やってみようよ!」とももこさんに背中を押され、まちあるきWSの企画を立てました。初対面の子とのオンラインワークショップは緊張したな。

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まちからつくる君のパレット:色の集合体として街を捉え、自分の家の周りで素敵な色を発見し、絵具で再現するオンラインWS。視点次第で発見出来ることが変わる体験を子どもたちと共有

おぐ
いきなり現場がなくなって、みんな戸惑ってた時期だったからインターン生でよくミーティングをしてたね。オンラインの良し悪しとか、今子どもたちが何をやりたいと思っているのかを話した記憶がある。

はるちゃん
話していく中で、VIVINATSU(夏のお祭りイベント)もできないし、雑談の機会を作りたいなと思って5月くらいに「おはSTOP」をスタートしましたね。

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おはSTOP:インターン生中心で企画したZoomウェビナーを使った生放送番組。毎週日曜の朝に、クルーとゲストの子どもメンバーが自分の好きなことやハマっていることについてトークを繰り広げた。放送中はチャットで視聴者からのコメントをもらいつつ双方向のトークで盛り上がった

やなー
ラジオ形式だったからこそ子どもも気軽に参加できるし、話すことがメインだった分、目的に合ったコンテンツになりましたね。後半は子どもも出演してくれて製作物を紹介してくれたりと、さらに盛り上がったと思います。

「VIVITAとは」を考えた時期

あっちゃん
この頃社内でも「VIVITAとは」を話してたね。それぞれの価値観や、VIVITAでどんなビジョンを描いているのかを議論してた。

おぐ
VIVITAって常に動いてるから、ここまで時間を取って話し合う機会は珍しかったと思う。それぞれの考え方を改めて知ることができてよかった。

あっちゃん
このころインターン生ミーティングでも「インターンだからこその良さ」について議論して、「インターン生という立場だからこそ、いい意味で責任を気にせず発言していこう」と話してたよね。

やなー
その話すごく覚えてます。今思うと、これってインターン生の意見も真っ直ぐに受け止めてくれる環境だからこそですよね。「おはSTOPやろう!」となった時にすぐ企画して始められたのも、VIVITAがチャレンジを認めてくれる会社だからだと思います。

動ける環境で得た学び

やなー
社会的な変化もあって、あっという間に過ぎたと感じる半期でしたが、VIVITAでどんな学びがあったか聞きたいです。

おぐ
今年の前半は考える時間が多かったけど、おはSTOPのように「とりあえずやってみよう」という精神で行動することの大切さをとても感じたね。考えてばかりでも状況が変わることはないし、とりあえずいろいろ試してみながら、子どもたちの反応や社員さんからのアドバイスをもらいながら改善していくという進め方が、とてもVIVITAらしい働き方なんだろうとも感じた(笑)。

あっちゃん
VIVITAってどんな会社なのかも少しずつ掴めてきたなと思う。半期を通じて、アプローチは多様だけど、本質を探るという姿勢はみんな一貫しているなと感じた。方法に固執してないからこそ、それぞれが自分なりの方法で動いているし、それを認め合える環境になっていると思う。

やなー
僕はいろんな企画に参加していたのでその部分はすごく感じました。目的がはっきりしていれば様々なアプローチも認められるので、全員が試行錯誤しているなと。

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クルーの役割とは:インターン生が誰しも通る道?

やなー
あとは、自分も子どもたちと変わらないなというのをすごく感じます。「ここでどんなことをしたいだろう?」と考えて、とりあえず手を動かして、結果を踏まえてまた動いてみるというプロセスはみんな一緒なんだなと。それを認識してから自分の中でのクルー像が「なんでも知ってる人」から「寄り添って一緒に考えられる人」にかわりました。

はるちゃん
昔は「子どもに認めてもらうためには完璧じゃないといけない?」とも考えてましたね。

おぐ
先生ではないと言われながらも、最初は「全部知ってないといけない」というのは感じていました。でも自分もわからないことに対して一緒に考えることが大事なんだなと今は思います。これはインターン生が一度は通る道なのかもしれないね。

VIVITAで働く

はるちゃん
「とにかく動ける」ことがVIVITAでは大事だと思います。VIVITAでは会社から指示されて与えられる仕事がないため、自分で仕事を作っていくしかありません。だから完璧な人になることよりもずっと「子どもと一緒にどれだけ学べるか」が大事なのだと思います。

おぐ
自分でアプローチを考えて実行できる環境ってすごく貴重だよね。自分でイベントを企画して運営したり、子どもがコトを起こす原動力になれたり、VIVITAでのインターンを通して「0→1で活動を生みだす力」がついたと思います。

あっちゃん
あとは、子どもに寄り添える力って大事だなと思いました。子どものアプローチは遠回りなようで繋がっていたりするので、正解を教えるのではなく一緒に試行錯誤できる人であることが重要だなと感じます。

やなー
僕もそれはすごく感じます。子どもたちは「これは役に立たなそう」みたな取捨選択をしないからこそ新しい学びが多いと思うし、それに向き合ってともに失敗を重ねられることが大切だと思います。

編集後記

いかがだったでしょうか。この記事を書くために動画を見返している時も、「たしかに」となる瞬間が多く、とても面白い座談会でした。インターンの雰囲気が少しでも伝われば嬉しいです! 次回の記事では、それぞれの企画に注目した座談会2の様子をお届けします!お楽しみに!