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VIVITA ROBOCONとVIVIWAREが「2022国際ロボット展」に出展しました!

皆さまこんにちは。VIVITAのコミュニケーターさかいです。
2022年3月12日(土)、東京ビッグサイトで開催された「2022国際ロボット展」の「つくる★さわれる 国際ロボット展 ロボット体験企画コーナー・3」に、VIVITA ROBOCON と VIVIWAREが出展しました!本日はそのレポートをお送りします。

国際ロボット展とは?

「国際ロボット展」は、日刊工業新聞社と一般社団法人 日本ロボット工業会が主催する、世界最大級のロボット・トレードショーです。国内外のロボットメーカーおよびロボット関連企業の最新技術・関連製品が一堂に展示されます。

1974年に初開催して以降2年に一度開催され、24回目となる今回は「ロボットがつなぐ人に優しい社会」をテーマに、人とロボットが共存・協働する社会を目指して開催されました。2022年の出展者数は615社・団体、総来場者数は6万人を超えたそうです。

irex.nikkan.co.jp

はじめての展示会

今回、我々がお誘いをいただき参加した「つくる★さわれる 国際ロボット展」の「ロボット体験企画コーナー」は、「ロボット競技大会の復活と化学反応の実現」を目指して企画され、全日本マイクロマウス大会、かわさきロボットのロボット異種格闘技戦、水中ロボットとロボ化石のデモや疑似体験、CuboRexやICOMAのモビリティ体験など、さまざまな出展者が集結します。

VIVITA、VIVIWAREともにこうした大きな展示会のブース出展は初めての経験でしたが、たくさんの方にVIVIWAREやVIVITA ROBOCONを楽しんでいただけるよう、そしてROBOCONに参加する子どもたちにとってもVIVITAクルーにとっても特別な経験となるよう、これまで培ったノウハウを活かして企画、準備を進めました。

(搬入、開場設営の様子)

VIVITAデザイナーの青木さんが、VIVIWAREのコーポレートカラーの黒と白を基調にブース全体をデザイン。西4ホールの入り口から正面に位置していたこともあり、来場者の目をひいていたようです。開場と同時に、たくさんのお客さんが立ち寄ってくださいました。

(ブースの様子)

VIVIWARE TOUCH & TRY

ブース内には、VIVIWARE Cellのポテンシャルを肌で感じてもらえるよう、実機と活用事例および作例を展示するとともに、実際に触れて遊べる TOUCH & TRYコーナーを設置しました。VIVITA ROBOCONに初めて挑戦する人が最初につくる「テンプレロボット」を動かし、VIVITA ROBOCONを疑似体験できる内容です。

うれしいことに準備していた整理券はすべて捌けてしまい、たくさんの方に VIVIWARE Cell を見て触れてもらうことができました。また、レーザーカッターなどを使って加工するための二次元図面データを指一本で感覚的に作成することができるアプリ「VIVIWARE Shell」に関心を持ってくださる方も多く、VIVIWARE に寄せられる期待をひしひしと感じました。

(TOUCH & TRY コーナー)

手をケガしているお子さんがいらしたときに、直接触れなくても操縦できるよう距離センサーを2つ使ってコントローラーを改造し、その場で臨機応変に対応したVIVIWEREエンジニアの前田くんがグッジョブでした。思い浮かんだアイデアをすぐにかたちに出来る、VIVIWAREならではですね。

そして我々にとってうれしかったことは、ROBOCONに参加した柏の葉(VIVITA TOKATSU)の子どもたちが、自主的にTOUCH & TRYコーナーを手伝ってくれたことです。中学生になった彼らは小学4年生の頃からVIVISTOPに通っていたメンバーで、VIVITAクルーは彼らと一緒に育ってきた、というより、彼らによって育てられたと言っても過言ではありません。

(お手伝いしてくれる柏の葉メンバー)

小さな子どもたちにVIVIWAREの使いかたを優しく教える彼らの姿は頼もしく、その成長は感慨深いものでした。

(すっかり大きくなってしまった柏の葉メンバーたち)

VIVITA ROBOCON in 国際ロボット展2022

そして今回のメインコンテンツはこちら。VIVITA ROBOCONの圧倒的な楽しさ面白さをより多くの方に感じていただくため、これまでVIVITA ROBOCONに挑戦してきたメンバーたちによるエキシビションマッチを開催しました。

ROBOCON参加者にとっては、これまでのROBOCONとは異なるチャレンジであり、外部のロボット競技に触れ、たくさんの人々と交流する絶好の機会となります。VIVITA TOKATSU、VIVISTOP NITOBE、VIVISTOP KANAZAWA、シモキタFABコーサク室、聖学院などから、子どもと大人合わせて33名が参加しました。

なお、各拠点では、年明けからロボット製作の活動に取り組みました。ほとんどの拠点を飛び回っていたVIVIWAREエンジニアのかっしーは文字通り目が回る忙しさだったことでしょう。思い思いのアイデアがかたちになるまでの様子は、各拠点のSNS等でご覧になれます。

VIVITA TOKATSU(旧VIVISTOP柏の葉)でVIVITA ROBOCONの伝説をつくってきた子どもたち、久々の大舞台に張り切ってくれました。

www.instagram.com

VIVISTOP NITOBEでは、シモキタFABコーサク室の子どもたちと合同でロボット製作の活動をおこなったそうです。こうした各拠点の交流が生まれるのもすてきですね。

www.instagram.com

VIVITA ROBOCONを支える技術

VIVITA ROBOCONは互いに闘う、あるいは記録で競い合うことを主目的にしていないロボコンです。あくまでも自分自身のチャレンジであり、追求するのは得点だけでなく、ギミックや外装デザインのユニークさだったり、人それぞれ。それがロボットの個性につながり、同じVIVIWAREを使っていながら多種多様なロボットが生まれる背景となっています。

周りのロボコンとは異色のゆるふわ感を醸し出しつつ、その楽しさを支える技術の展示を併設したことで、来場者の皆さんにはVIVITA ROBOCONの面白さ、奥深さを感じ取ってもらえたのではないでしょうか。初めてVIVITA ROBOCONをご覧になった方からも「こんなに面白いなんて」と驚きの声をいただき、改めて手応えを感じました。

当日の様子は、こちらのYouTube LIVE配信動画でぜひご確認ください!

youtu.be

ところで、会場の盛り上がりはもちろん配信でVIVITA ROBOCONの臨場感を伝えるのに欠かせない得点アプリは、VIVITAで内製しています。今回は新しい得点アプリで大会運営に挑みました。VIVITA ROBOCONは絶望のマッドエンジニアかっしーのキャラクターが前面に出てしまいがちですが、演出と配信の仕組みがしっかりつくられているからこそなのです。

VIVITA ROBOCON の裏側を支える技術については、ぜひこちらの記事も併せてご一読ください。

blog.vivita.io

さいごに

というわけで、「VIVITA ROBOCON in 国際ロボット展2022」に関わった全員にとって、広い世界とつながる楽しい一日となりました。もしまた国際ロボット展の舞台に呼んでいただけることになったら、次回はもっともっと歓喜の渦をつくりたいと思います!

(コーナー出展者の皆さんと)

ご来場、応援してくださった皆さまはもちろん、VIVITA ROBOCON出展にご尽力いただいた日刊工業新聞社の山本さん、松山工業株式会社の鵜久森さんほか、「ロボット体験企画コーナー」でご一緒した出展者の皆さま、そしてロボット製作活動にご協力いただいた各拠点の皆さま、本当にありがとうございました!

(了)