こんにちは!VIVIWAREのやまちーです。
2023年8月21日と23日に福岡市の2つの施設でおこなった体験イベント「VIVIWAREクリエイターズ/ロボット改造してステージを攻略せよ!」についてレポートしたいと思います。
今回の企画は、福岡市近郊の子どもが集まる施設で「VIVIWARE Cellを操るクリエイターを増やしたい!」という呼びかけに賛同してくれたUDCIC、福岡市中央児童館 あいくるとの共催で実現しました。
まず今回会場となった2つの施設のご紹介から。
UDCIC
こちらは福岡市の人工島、アイランドシティの中で「公・民・学」が連携したまちづくりの拠点として設置された施設です。 このコミュニティスペースではさまざまな団体がイベントをおこなったり、アイランドシティを盛り上げる活動をされています。
施設HP(https://fukuoka-islandcity-days.jp/udcic/)
福岡市中央児童館 あいくる
こちらはなんと福岡随一の繁華街・天神のど真ん中にある児童館! テナントビル4フロア分の大空間で自習をしたりボードゲーム、卓球、楽器の練習したりなどさまざまな目的で利用されていました。
施設HP(https://www.jidoukaikan-aikuru.or.jp/)
1回目となる8月21日は、UDCICにて、約20名の子どもたちが参加。 続いて2回目となる8月23日は、福岡市中央児童館あいくるにて、約20名の子どもたちが参加してくれました。
ミッション通達!ステージツアー
さて、
今回の参加者に課せたれた課題はステージに設置された3つのLEDを青に点灯させ、ステージを脱出すること。
それだけを伝え、それぞれの仕掛けがどのようなセンサーで作動しているか説明しながらツアーをしていきます。
LEDを点灯させるには、
- 明暗を感知する3つのセンサーに触る(Color picker)
- 距離を測るセンサーが載った荷物を運ぶ(Measure)
- 角度を測るレバーを傾ける(Motion)
すべてのLEDを青く点灯させることができるとゴールのゲートが開く仕組みになっています。
明暗を感知する3つのセンサーに触る(Color picker)
Color pickerを反応させるためにはピッタリとくっつけないといけません。
素材によってはうまく反応しないこともあるかも…
距離を測るセンサーが載った荷物を運ぶ(Measure)
模範例はMeasureが載った箱を板状のオブジェクトの下に動かすことだが、
他にも攻略法がありそう…
角度を測るレバーを傾ける(Motion)
テンプレロボでは届かない。
レバーの先についたボールもちょうどいい角度から入らないとうまく傾かないようになっています。
ゴールゲート(Servo)
最後のセンサーを作動させるとゴールのゲートがオープン!
しかしゲートは時間とともに閉じていくぞ。
デモプレイ
会場のスタッフの方にテンプレロボを操縦して実際のステージでデモプレイをしてもらいます。
当然、無添加ロボではLEDを点灯させることはできないようになっています・・・(茶番にお付き合いいただきありがとうございました)。
動け!テンプレロボ!
課題のステージツアーを終え、前のめりな子どもたちはそれぞれ配布された基本セットをとにかく触ってロボットを動かしたい気持ちが爆発しそうです。
家庭用ゲーム機でお馴染みのジョイスティックを見るとグリグリ動かすが、うんともすんとも言わないテンプレロボを訝(いぶか)しそうに眺めいていました。
「これ動かんっちゃけどー!」
博多弁の子どもたちに急き立てられ、みんなで動かすための基本的なやり方を覚えます。
それぞれテンプレロボにCoreを搭載し動くようになったら、いざ制限時間45分の制作タイム!
つくってはためす!あとは観察
ステージを攻略すべく「どのようにロボットを改造したらクリアできるか?」を制限時間のなかで没頭してつくります。
中にはシンプルな機構だけつくり走行練習に励む人や、とにかく見た目のかわいさにこだわる人もいて、それぞれのモチベーションがあるようです。
90秒以内に脱出せよ
いよいよ参加者の個性豊かなアイデアのロボットでステージ攻略に挑みます。
ステージ攻略のために与えられる時間は90秒。
自然と湧き上がる歓声や熱気。
気がつくと、自分の番がおわった子が実況と解説を大声でやってくれていました。(最高)
今後の企み
今回は、はじめてVIVIWARE Cellをつかったものづくりにふれて、それぞれの拠点の中でロボコンの出場を目指す子が現れたり、VIVIWAREを使った新しい活動が起きたりすることを期待して企画しました。
福岡といえばVIVITAコミュニティのVIVISTOP HAKATAのお膝元でもあります。 近隣の拠点がVIVIWAREを使った活動で繋がり、コミュニティが広がっていけばいいなぁと密かな野望を抱いているのでした。