こんにちは。 VIVITAクルーのさかいです。
夏休みも終わりに近づいた8月30日、愛知芸術文化センターの「AICHI OPEN ART ATELIER」にて、VIVIWARE Cellを活用したワークショップ「テクノロジーで遊ぼう!AICHI Robot Challenge」を名古屋国際工科専門職大学の学生さんたちと共催しました!
なんと今回のワークショップは、名古屋国際工科専門職大学の学生さんたちに運営進行を全部お任せして、我々はそれを見守る役目。 お互い初めてのことだらけでしたが、頼もしい学生さんたちの熱意とがんばりによって無事に、そして盛況のうちにイベントを終えることができました。
当日のレポートをお届けします。
AICHI OPEN ART ATELIERとは?
愛知芸術文化センターの活性化を目指す「AICHI OPEN ART ATELIER」は、 各事業者が連携しながら、アートに触れられるオープンアトリエとして多様なスペースやイベントを展開し、誰もが学び、創り、働くことのできるクリエイティブな空間の創設を目指すものです。我々もVIVITAおよびVIVIWAREの活動をより多くの人に広げる機会として、実証実験に参加しています。
その実証実験の一環として、東海で唯一の「情報系」専門職大学である名古屋国際工科専門職大学とともに、夏休みの子どもたちに向けたイベント「テクノロジーで遊ぼう!AICHI Robot Challenge」を企画・開催しました。
名古屋国際工科専門職大学から参加してくれた学生さんたちは主に、学内、学外との「架け橋」となるべく活動している学生団体「Bridge」のメンバーです。
www.instagram.com
AICHI Robot Challengeまでの道
このBLOGでも何度かご紹介していますが、「Robot Challenge」はVIVIWAREのテンプレロボを組み立て、いくつかのミッションに挑戦しながら自分好みにカスタマイズするワークショップです。モノが動くしくみやプログラミングの概念に触れ、モノづくりの楽しさを体験します。
Bridgeのメンバーとは事前に数回オンラインで打ち合わせやVIVIWARE Cellのレクチャーをおこない、ワークショップの流れなどを説明しましたが、みんなVIVVIWARE Cellを触るのはもちろん初めて。
しかも当初は8月15日と30日にイベントを予定しており、1回目のイベントでVIVIWARE Cellに慣れてから2回目を自分たちの裁量で運営する、という計画だったのですが、1回目のイベントが台風7号の影響で中止になってしまいました。
いきなり本番が来てきっと不安だらけだったと思うのですが、まずは自分たちで運営に挑戦してみようとする姿勢が素晴らしい!
みんなの肩の力が抜けるよう、「この場は学校でも習い事の教室でもないし、我々大人は先生ではありません。共につくる仲間として、子どもたちと共につくることを楽しんでくださいね」とVIVITAの活動でよく言っている言葉を呪文のように繰り返し伝えてみました。少しは緊張が解けたでしょうか?
それにしてもみんな率先して動いてくれるので、会場のセッティングもあっという間に終わりました。子どもたちが来る前に、全体の流れをリハーサルします。
ワークショップ本番
当日は、小学1年生から6年生まで7名が参加してくれました。
子ども1名に学生さんサポート1名のバディを組んで、ロボットづくりにチャレンジします。
リハーサルしたとは言え初めてで戸惑うこともあったと思いますが、スムースなファシリテーションで楽しく進行してくれました!
VIVIWARE Cellがどんなものか、ひととおり触ってみたあとはテンプレロボの組み立てです!
ここからは、みんなでワイワイ賑やかに作業します。
実はもともと小学4年生以上を対象に内容や資料が組み立てられているワークショップなので、もしかしたら難易度が高いと感じる子もいたかもしれません。
特にVIVIWAREのアプリは英語表記なので、まだ英語にあまり触れていない低学年の子には一から説明が必要な場合があります。 また、子どもによって興味や好奇心のありかが違いますので、どうしても進捗に差が出てしまいます。
しかし、ある程度そうなってもいいようにワークショップを設計しています。
どんどん進めたい子もいれば、じっくり取り組みたい子もいます。ひとりひとりのペースが大切です。
サポートしている学生さんによっては焦りや困惑もあったと思いますが、みんな子どもたちにしっかり寄り添ってくれました。
最後は全員がロボットを組み立てて、走らせることができました!
参加してくれた子どもたちも運営してくれた学生さんたちも、ちょっと大変だったかもしれないけど、最後まで走り抜けた、誰かと一緒に試行錯誤した経験を持ち帰ってくれたらうれしいです。
そしてまた、このAICHI OPEN ART ATELIERで、みんなと一緒にモノづくりする機会をつくれたらと思います。
参加してくださったみなさん、名古屋国際工科専門職大学やAICHI OPEN ART ATELIERのみなさん、ありがとうございました!
(了)