皆さんこんにちは。 管理部の窪田(@vivita_inc の中の人)です。
今回はVIVITAいちオープンなソフトウェアエンジニア、板本伸太郎さんに働き方や仕事内容をインタビューしていきたいと思います。
普通にインタビューしても面白くないので、今回は板本さんの家に実際に来てみました。 WorkingAnywhere(どこで働いてもOK)な弊社で、板本さんは普段どのように働いているのでしょうか。
板本さんの働き方
窪田:おじゃましますー。
窪田:おお!子どもが!お子さん可愛いですね〜!これだけお子さまも小さいと家でのお仕事は中々大変だと思うのですが、普段お家ではどのようにお仕事されているんですか?
板本: 家で働く時は別にここっていうっていう場所は決まってないから、二人のいない場所にデスクを移動して仕事してるかな(笑) あとはやっぱり家だと集中できないから柏の葉駅近くのコワーキングスペースとかに行くことが実際多いよ。比率でいうと週のうち柏の葉:青山:自宅が2:1:1くらいかな。青山には主に週一回チームで打ち合わせする為に行く感じ。
窪田:そうなんですねー。やっぱりプログラムを書くような集中する作業は中々家だと難しいんですね。コワーキングスペースに行った後は、VIVISTOPに行くって感じですか?
板本:そうだね。午前中はコワーキングスペースで作業して、午後にVIVISTOPがオープンしたらそっちに行って子どもたちと活動っていうことが多いかな。で、夕方頃帰宅して家のことを一通りやったあと、20:00~21:00くらいからまた開発作業を再開する感じ。
窪田:なるほど。それは、基本的に場所や時間を自由に選んで働けるVIVITAならではの働き方って感じですね!
<板本さんのとある1日>
時間 | 作業 |
---|---|
10:00 | 柏の葉周辺のコワーキングスペースで開発作業 |
13:00 | 昼食 |
14:30 | 柏の葉でクルーとして子どもと活動 |
18:00 | 帰宅 |
19:00 | 夕食、子どものお世話など |
21:00 | 仕事復帰 開発作業続き |
24:00 | 就寝 |
では、ちょっと場所を変えて・・・具体的なインタビューにうつっていきたいと思います。
現在の仕事内容
窪田:ところで板本さんが普段どんなお仕事してるかって、私ちゃんとわかっていないんですけど、板本さんは具体的にどういうお仕事をされているんですか?
板本:メインはVIVIPARTSの仕事と、あとは穴山さん(VIVISTOP柏の葉の運営メンバー)が外に営業しに行く時にエンジニアとして一緒に出向いたり、VIVISTOP内のシステム系の環境を整えたりとかかなぁ。
窪田:VIVIPARTS?
板本:VIVIPARTSっていうのは、VIVITAで開発中のハードウェアをタブレットのアプリでビジュアルプログラミングして制御できるもので、子供たちのアイデアを電子工作みたいなもので実現できるプロトタイピングツールっていう感じのモノかな。
(タブレットアプリでビジュアルプログラミングされているもの。ここではコントローラーのボタンでサーボモータの角度をスイッチしている。)
板本:3月にロボコンのイベントやったじゃない?
窪田:ああ!はい!私も出場しました!
板本:あのロボットを動かすのにも、このVIVIPARTSを使っているんだよ。 VIVIPARTSっていう「ハードウェア」を、VIVIPROGRAMMERっていう簡単にプログラミングできる「ソフト(アプリ)」で制御することでロボットを動かしているんだ。
(VIVIPARTSが搭載された子ども作のロボット)
窪田:おお〜!あれはVIVIPARTSで動いていたんですね!
板本:そうそう。で、自分はそのVIVIPROGRAMMERのアプリを、Webブラウザでも動かせるようにしたり、ビジュアルプログラミングだけではなくJavaScriptでモジュール自体自作できるようにしようとしていて、今はその作業を主にやっているんだ。
VIVIPARTSっていうのは、ロボットに限らずハード × ソフトをつなげることによって、他にも色んな事が出来るから、もっともっと色んな使い方をしてもらいたいと思っているんだ。
窪田:色んな事ができるっていうのは説明からなんとなく分かるんですけど、それって具体的にどういう事ができたりするんですか?
板本:そうだなー。例えば外の情報を取得したり、空間をハックするような事とか。たとえば外からお天気情報を引っ張ってきて、照明の色を変えるとかね。
窪田:iPhoneのSiriのようなものですか?天気教えて!っていったら教えてくれるような。
板本:そうそう。色々なハードウエアとソフトウエアを組み合わせて、ユーザーが簡単に自作できて、いろんなアイディアを実現できるといいなって。
窪田:なるほど。要するにプログラマーじゃない一般ユーザーも、そういったものを気軽に自作できるようなものを作っているってことですね!おもしろい!それなら、私でも出来る!
(現在開発中の仕組み)
今後のこと
板本:そうそう。で、今後はそのユーザーがで作ったその仕組みや機能を公開して、他の人にもその仕組みを使って楽しめる「コミュニティ」ができると良いなと思っててね。
窪田:「コミュニティ」ですか?
板本:うん。たとえばiPhoneのアプリとかって、誰かが作ったアプリを色んな人がダウンロードして使っていて、利用者がコメントや評価してたり、それを見て開発者がアプリを改善してたりするじゃない? 今はそのプラットフォームがAppleだったりGoogleだったりが持ってたりするわけだけど、それと同じようなものかな?
窪田:なるほど!要するにVIVITAで作り手と利用者が繋がるような仕組みを作って、それがゆくゆくはコミュニティになっていくことを目指している訳ですね!
板本:そう。VIVITAがプラットフォームになってね。だから今一緒に開発してくれる人を募集中なんだよね。
窪田:そりゃ必要ですね!
前職でのお仕事
窪田:お仕事の詳しいお話ありがとうございました!ちなみに板本さんは前職でも同じようなお仕事をされていたんですか?
板本:前職もアプリの開発をしていたよ。今と違ってハードウエアは扱ってなかったけどね。 ターゲットユーザーも前は幅広く一般向けだったけど、今はVIVISTOPの子どもたちという目の前のユーザーというのは違ってる部分かな。
窪田:確かに。
板本:あと開発以外の仕事でいえば、開発状況の進捗・リリース管理とかプロジェクトのリーダーみたいな事をしてたよ。日々のアクセス、ダウンロード数とかそういう数字の管理と目標の設定とか。
窪田:まぁ一般的にはそういったことをしますよね。
なぜVIVITAに入ったのか
窪田:そういった仕事をやる中でなぜVIVITAに入ろうと思ったのですか?
板本:アプリ開発ってはじめはユーザに便利なものとか助けになるものを提供しようとプロジェクトが始まる事が多いんだけど、そのうちダウンロード数や数値的な成果が目標になってくるんだよね。これで最初のプロジェクトの目的が達成される働き方ができているのか不安になることもあったかも。
窪田:あー、それすごいわかります。
板本:で、そんな時に白川さん(VIVITAのソフトウェアエンジニア)からVIVITAに誘われてね。VIVITAの説明を聞いて、子供の為のプロダクトや環境を作るという目的がブレなそうなところがいいなぁって思った記憶があるね。 自分が何か仕事で世の中に貢献するならこういうことやってみたい、と思ったよ。 それに自分にも子どもがいて、ターゲットになるからフィードバックを自分の子供からも受たりして、良い意味で仕事と私生活を曖昧にできそうなのも魅力のひとつだと思ったんだよね。
窪田:確かに今会社でやっていることが、自分(自分のこども)の未来と実際に繋がるって感じがするし、会社でやっている事がとても身近な事として感じられますね。
板本:そうそう。わかりやすく売上が伸びたとか、数字がどうこうって世界じゃないけど自分にとって成果が実感できると感じたんだ。
窪田:そうだったんですね。いやー。素敵ですね。VIVITAの作り手の皆さんには何かしらの「思い」がありますね。そこから何かが生まれて来ていることが本当に素晴らしいと思います。
VIVITAの良い所
窪田:ズバリ、板本さんが思うVIVITAの良い所ってどういうところですか?
板本:うーん・・・。そうだなぁ、自分がこういうものを作りたいっていうものを本当にプロジェクトにできちゃうってことかなぁ。
窪田:おお。じゃあさっき説明して頂いたVIVIPARTSは板本さんが作りたいものってことですか?
板本:そうそう。色々と似たような製品が出てるように思う人もいるかもしれないけど、我々の期待した通りのものはまだ世の中にはないと思うんだ。だからこのVIVIPARTSのチームに参加したいと思ったんだ。
窪田:では今後はそれを目標にしてやっていきたいって感じですか?
板本:そうだね。VIVIPARTSだけじゃないけど、これはひとつ大きな軸としてやっていきたいとは思ってるよ。
窪田:おおお!私としても大変楽しみです。管理部としてVIVITAの未来をしっかりサポートできるよう頑張ります!
板本さん今日は長い時間お付き合い頂きありがとうございました!
全く知識のない私にも丁寧に仕事内容を説明してくれた板本さん。インタビューのつもりが私自身色々と勉強になりました!(笑) そしてVIVITAに対するアツイ思いも聞けて良かったです。 これからの板本さんの活躍、VIVITAの未来がとても楽しみです!
(・・・てか家に行く必要、なかったよな。。。)
今回のブログでも説明させて頂いた板本さんのポジション(フロントエンドエンジニア)は今まさに募集しているポジションでもあります。VIVITAへの応募はこちらから!