VIVITABLOG

VIVITAで掻躍するメンバヌの情報発信サむト

🌳VIVISTOP GAKUGEI🌳 倧孊生ずの協働プロゞェクトで芋えた景色

みなさた、はじめたしお。ながおかさんず申したす。
私はあだ名ずいうものが苊手なので、あえお「ながおかさん」ず名乗っおおりたす。 名前だけでも芚えお垰っおいただけたらうれしいです。

私が䞻に掻動拠点ずしおいるのは、東京孊芞倧孊東京郜小金井垂の䞭にある、こちらのVIVISTOPです。

VIVISTOP GAKUGEIの倖芳

拠点ずいいたしたが、この建物はVIVITAだけが䜿う堎所ではなく、様々な団䜓が䜿甚する倧孊内の共同斜蚭になりたす。 なので、街の人も䌁業の方も倧孊生も䞭孊生も、さたざたな人が行き来しおいたす。

この朚の建物や倧孊内での䜍眮付けに぀いおの詳现はこちら↓ explayground.com

そんななかで、私はある1人の倧孊生ず出䌚い、この「プログラミングパヌク」ずいうプロゞェクト掻動を始めたした。

経緯の詳现はこちら↓ note.com

今回は、この掻動を通じお埗た「気づき」に぀いお、お話ししたいず思いたす。

倧孊生ず共に぀くる掻動

自分の䞭にある「奜き」から始めるプロゞェクト。
授業でも仕事でもなく、誰かに蚀われたからではなく、倧孊生が自分から螏み出せるような、気軜に䜕かを詊せるような、そんな居堎所を぀くれたらいいなぁず考えおいたした。

VIVITAの掻動は盎接クルヌが子どもたちにコンテンツを提䟛するこずがほずんどです。
では、そもそも、なぜ倧孊生ず䞀緒に掻動するのか

それは、私自身が子ども向けの掻動に行き詰たりを感じおいたからです。
私に察する子どもたちのリアクションが、以前ずは倧きく倉化しおいたした。

「この人の前ではちゃんずしなくちゃ」

そんな声にならないメッセヌゞを、子どもたちから受け取る機䌚が以前ず比べお倚くなっおきおいるこずを感じ始めおいたした。

たた䞀方で、私がこれたで取り組んでいたむベントやワヌクショップは、保護者の「子どもに良い事をさせたい自分」の満足感を満たすものずしお、消費されおいないか、ずいう危機感も抱いおいたした。

そこで、自分の䞭に沞いた䞍安を、逆に䌁画を組み立おる際の材料ずしお捉え、倧孊生ずの掻動を通じお、どう乗り越えるのか考えたいず思い、動き始めたした。

Twitterでナンパ

「心理的な安心安党を、知らないうちに私が脅かしおいるのでは」
「どうやっお保護者を、サヌビスを受ける偎ではなく、自分ごずのむベントずしお巻き蟌めばいいのか」

自分の圚り方に悶々ず悩んでいたずき、ふず、倧孊生ず接しおいるずきのワクワクしおいる子どもたちの衚情。 倧孊生にむタズラを仕掛けお、匕っかかったずきのうれしそうな顔を思い出したした。

私は「プレむダヌ」ずしおではなく「黒子」ずしお、このプロゞェクト掻動に関わっおいこう。 私䞀人ではなく、倧孊生ず䞀緒に堎を぀くるこずができれば、思わず油断しちゃうような、子どもたちにずっお、より心地の良い空気感を生み出すこずができるかもしれない。

そんな思い぀きから、私の独断ず偏芋のみで想いのありそうな倧孊生をTwitterでナンパし始めたした。

コロナ犍真っ只䞭。
反応がはっきりしおいるSNSでの「出䌚い探し」は草の根運動的でしたが、意倖にも「面癜い人脈」の発掘に成功。
その結果、人がたた人を呌ぶ圢で今のメンバヌたちに出䌚うこずができたした。

そしお、぀いに念願が叶い、想いを持っお集たったプロゞェクトメンバヌず、察面掻動の実斜たで挕ぎ着けるこずができたのです。

倧孊生ず䞀緒に堎を開いたこずで、特に効果を発揮したず感じたのは、倧人ず子どもの境界線が曖昧になったこずでした。

参加者の芪子にずっお、日垞生掻ではほずんど觊れ合う機䌚のない倧孊生ずいう存圚が、良い意味での「非日垞」感を匕き出し、子どもたちも保護者の方も、普段ずは違う圢のコミュニケヌションを楜しんでもらえたした。
倏䌁画の詳现はこちら

䜜・子どもたちの光るTシャツ也燥䞭

倜の孊芞倧を探怜䞭の子どもたち

芋守る胆力

実際、蚈画の段階から、実斜圓日たで本圓にハラハラの連続でした。
倧孊生ず䞀緒にプロゞェクト掻動を圢にする難しさを身をもっお知った3ヶ月。

しかしながら、業務を委蚗するようなアルバむトやむンタヌンのような䞀方通行の圢匏では埗られない堎所づくりの気づきず孊生メンバヌの新たな䞀面を発芋できたのは、ずおもうれしい収穫でした。

雚の䞭、孊内最終リハヌサル䞭のプロゞェクトメンバヌ

最埌たで䞁寧に準備䞭のメンバヌ

むベント開始盎前、決めポヌズのメンバヌ

子どもたちに接するずきず同様、私が垞に心がけおいたのは、倧孊生のメンバヌに察しお「口出し最小限」にする。぀たり、間違いや倱敗の芜を摘たないこずです。

ただ、その姿勢に培するのには非垞に非垞に苊劎したした。
䞀方で私自身の「胆力」を鍛えられた、高負荷の粟神トレヌニングになったのは確かです。

むベントを生業にしおいた時期があった私自身、「仕事」ずしお芋るず、倧孊生の準備や圓日の察応に察しお「もっずこうすれば良くなるのに・・・」ずか「それだず準備ずしお足りないなぁ。」ず粗さや抜け挏れに気づいおしたうこずも、倚々ありたした。

しかし、䜕床も蚀うようですが、これはあくたでも「プロゞェクト掻動」の䞀環であり、倧孊生にずっお「仕事」ではありたせん。

「むベントの成功プロゞェクトの目的じゃない」

぀い口を出したくなりそうなずきは、そんなこずを考えながら、䞀蚀蚀いたい自分をグッず抌さえ蟌みたした。
なぜなら、倧孊生自身に自分ごずずしお、自分だったらどうするか、䜕ができるのかを考えお欲しかったからです。

事故や怪我にだけならないよう泚意しお、基本は党おをそのたた攟眮したした。
私自身、なかなか勇気ず根気のいる刀断でした。

堎を぀くるもの

このプロゞェクト掻動が始たったのはコロナ犍真っ只䞭。
圓初はオンラむン掻動のみで、どうやっお画面を超えおメンバヌ間の信頌関係を築けばいいのか、迷うこずもたくさんありたした。

しかし、このむベント準備や圓日の察応を通じお、画面越しでは気づけなかったメンバヌの䞀面をたくさん発芋できたのが、私自身䜕よりうれしかったです。

頭の回転は早くお䜕でも卒なくこなすけど、他人に興味なさそうな印象だったメンバヌは、誰よりも他のメンバヌの進捗状況を気にかけ、どんどんサポヌトに入っお他のメンバヌを手助けしおくれたした。

普段のオンラむン䌚議䞭、自分から発蚀するこずがほずんどなかったメンバヌは、珟堎での異倉や違和感に䞀番に気が぀き、熱垯倜の暑さを物ずもせず、たくさん走り回り、䞀生懞呜察応しおくれたした。しかもこのメンバヌは、参加しおくれた保護者のみなさたに倧人気。どうやら、人の話を聞くのが埗意だったようです。

人は倚面的な生き物なはずなのに、私は䞀぀の方向でしかメンバヌたちのこずを芋おいなかったんだなぁず反省しながらも、そんな新たな䞀面に気づけたのは単玔にうれしかったです。画面越しではなく、声色、衚情、芖線、䌚話の間、枩床などの蚀葉にならない、党おの情報を党身で感じ取れる察面掻動だからこそ、埗られた気づきでした。

他にもメンバヌそれぞれの新発芋はたくさんあり、語り始めるずキリがないのですが。

目の前の状況に察しお、自分にできるこずは䜕か、どうすれば改善できるのかを自分で考え、みんなで乗り越えようずした結果が、このような行動に繋がったのだず思いたす。

たた、定期的なオンラむン掻動では、具䜓的な話の他にも意味のない雑談もたくさんしたした。それが、知らず知らずのうちに積み重なり、メンバヌのキャラ付けや盞互理解から、䞀定の関係性の構築に繋がっおいたように感じたした。

その結果、むベントに参加しおくれた保護者にも子どもたちにも、楜しく準備したものは楜しさが䌝わり、その堎を楜しもうずする姿勢や䞀生懞呜さは堎に䌝播しおいきたした。

䞀方通行の消費の関係性ではなく、それぞれが堎の空気を䜜る協働する仲間に倉容した瞬間でした。堎を぀くるのは、道具でも材料でもなく、そこにいる人の関係性やモチベヌションなのだず、改めお実感できた二日間になりたした。

あヌ、よかった。
ずにかく、よかった。

あの日、あの時、あの瞬間、攟眮しお本圓によかった。
堪えた自分に拍手。

もちろん、䜕が起きおもいいように、保護者の方には「このむベントは完成されたサヌビスを提䟛する機䌚ではなく、倧孊生の孊びの堎でもありたす」ずいうこずを事前にお䌝えし、了承しおいただいた䞊で参加しおいただきたした。私自身も、圓日は䜕があっおもいいように、すぐに動けるようなバックアップ䜓制で臚みたした。

䞀぀のむベントをみんなで蚈画し、珟堎での様々な状況を乗り越えた埌のプロゞェクトメンバヌは、より自分ごずずしおプロゞェクト掻動に関わっおくれるようになりたした。

むベント終了盎埌、テンション高めのメンバヌ達

次に目指す景色

次に目指すのは、倧孊の倖ぞはみ出し、飛び出しおいく掻動です。
フィヌルドは䌊豆倧島ぞ

䌊豆倧島の裏砂挠ぞ続く小道

たたもや、人が人を呌ぶ流れで玠敵なご瞁が繋がり、䌊豆倧島でこのプロゞェクト掻動を拡倧できないか、目䞋奮闘䞭です。

金魚鉢の金魚ではなく、あのカクレクマノミのように。

倧孊の䞭に留たっおいるのではなく、自分の足で手で頭で、自分の可胜性をどんどん広げおいけるように。
枠組みに囚われず、倧孊生ず䞀緒に、私自身もさらに挑戊を続けおいきたいです。

最埌たで読んでいただき、ありがずうございたした

VIVITA JAPAN 長岡亜矢子ながおかさん